機能とラグジュアリーが融合した「amw(アムダブル)」のハイブリッド ボクサーパンツ。

大人になるといい下着の1枚ぐらいは持っていたい。

良質な素材に、スタイリッシュなデザインとシルエットにこだわったものを!

これから紹介する「amw(アムダブル)」はそこに、消臭効果と防水性を

兼ね備えた高機能なボクサーパンツとなっている。

今回その機能と素材を深掘りしていこう。


amwはもともと、コスメと女性用のフェムテック系の下着をラインナップして

いて、そこで培ったテクノロジーをメンズに移行し、消臭効果と防水性で

尿じみを防止するような機能を備えたボクサーパンツをリリースしてみたという

のがきっかけになっている。


このボクサーパンツが好評をいただいたことと、尿じみが気になりはじめる

中間の年ごろを過ぎてからということもあって、大人に向けた

「amw luxe(アムダブルリュクス)」という肌触りがよく、

履き心地のこだわったラグジュアリーなラインが一昨年にリリースされた。

〜 amw luxeの機能素材 〜


ここからはamw luxeの機能と素材について詳しく見ていこう。


ボクサーパンツの前の部分は、アンモニア臭を99%除去する抗菌、消臭生地と、

その内側には防水シートが使われている。

これは透湿性も兼ね備えているので、むれにも対応していていまして、

ボクサーパンツとしてこの機能というところで特許も取得しているという。

さらに前側の股の部分がメッシュになっているので、より快適に穿くことが

できる。

〜 4つの高級素材 〜


さらにamw luxeのラグジュアリーさを演出する4高級素材についても見てこう。


ディテール的な特徴として、ローライズで、展開カラーはブラックのみになり、

ユーカリの木を原料とした環境にやさしい再生繊維lyocell(リヨセル)と、

体のあらゆる動きに追随し安定した着圧、通気性をキープすることで

ストレスフリーを実現したmesh(メッシュ)。さらに天竺に抗菌防臭加工を施し

た環境にやさしいorganic cotton(オーガニックコットン)と、極上の肌触りを

実現し、しなやかな風合と高級感が体感できるcashmere silk(カシミヤシルク)

の4素材で展開されている。

穿いたときに心地いと思える生地を厳選してボクサーパンツに落とし込んだもの

がamw luxeというシリーズだ。

スタイリストがレコメンドする「SLACK FOOTWEAR(スラック フットウエア)」2025年の最新作

革新的なアプローチのデザインワークで定評のある東京発のスニーカーブランド

「SLACK FOOTWEAR(スラック フットウエア)」。

そのSLACK FOOTWEARから2025年の最新作がリリースされる。

それに伴い、ファッション雑誌をはじめ、さまざまなブランドなどの

スタイリングを手がけるスタイリストの小島 竜太(こじま りゅうた)さんに

アイテムのレコメンドやスタイリングのポイントをお話しいただいた。

〜 厚底×モノトーン×スリッポンの「SCALE(スケイル)」〜


「シンプルなアッパーに厚底が印象的なアイテムですね。厚底のスリップオンは

ほかでもあると思うのですが、この『SCALE(スケイル)』はソールのデザイン

に特徴がありますね。モノトーンな配色にプラスαされた廻しテープは

SLACK FOOTWEARのオリジナリティを感じます。

それに対してオールブラックのアイテムはシックなイメージで大人っぽいカジュ

アルにおすすめですね」

〜 厚底×モノトーンには「SLEAVE(スリーヴ)」というオックスフォードタイプも!〜


「このアイテムも『SCALE(スケイル)』同様に厚底とモノトーンが印象的なアイテムですね。
今日はいているパンツもそうなのですが、ヒップからストンと落ちる太めの

パンツがトレンドで、こういうパンツには少し存在感のあるスニーカーの

方が、合わせやすいと思うんです。

この『SLEAVE(スリーヴ)』も『SCALE(スケイル)』トレンドスタイルの

足元にピッタリだと思います」

〜 オフィスカジュアルにもおすすめな大人のスリッポン「SOLOMONK(ソロモンク)」〜


「この『SOLOMONK(ソロモンク)』はキレイ目なカジュアルやセットアップ

スタイルのようなオフィスカジュアルにすごく相性がいいと思います。

スタンダードなスリッポンを履くよりも、シングルモンクが付いていることで

グッと大人っぽい雰囲気で履けますね。

たとえば、ブラックは少しシックなアイテムでまとめて、ブラウンは古着で少し

崩して、ボトムはスラックスに合わせるようなミックススタイルに使っても、

コーディネートに馴染むアイテムアイテムだと思います。

あと水に強いフェイクレザーというところも、天気をある程度気にしないくて

いいし、イージーケアで使いやすいアイテムなのではないでしょうか」

「Champion(チャンピオン)」×「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」
オーセンティック且つ、キャッチーなコラボレーションに注目!

“ザ キング オブ スウェットシャツ”と称され、アスレチックウェアのパイオニア的なブランド

「Champion(チャンピオン)」と、もはや説明不要だが、日本三連覇のラッパー「R-指定」と

世界一のDJ「DJ松永」によるHIP HOPユニット「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」がコラボレーションアイテムを

リリースした。

Creepy Nuts

Championの代名詞でもある「REVERSE WEAVE®(リバースウィーブ®)」からこれからの季節に着やすい

「REVERSE WEAVE® 10oz. French Terry(リバースウィーブ® 10オンス フレンチテリー)」のアイテムを3型と、

16s/1 jerseyのロングスリーブTシャツの1型のカプセルコレクションとなっている。



スウエット生地のアイテムは環境に配慮して生産されたサステナブルなアメリカ綿100%の、柔らかい手触りで

着やすい裏毛素材のものを使用。

Creepy NutsとChampionの文字を、アメリカのメジャースポーツでみられるタイポグラフィックとリボンを組み合わせた

デザインに仕上がっている。

ボディーカラーはそれぞれブラック、オックスフォードグレー、ネイビーの3色リリースされている。

そしてドライな着心地のロングスリーブTシャツは、Creepy NutsとChampionの文字を2段組みの

ブロックフォントし仕上げ、アメリカのメジャースポーツのチームカラーをイメージした

2色のラバープリントでグラフィックされている。

ボディーカラーはホワイト、ネイビー、ブラックの3色展開となっている。

いずれもユニセックスサイズでの展開なので、女性にもおすすめなアイテムになっている。

いままでにない、このコラボレーションにぜひ注目して欲しい。

Champion×Creepy Nutsのアイテムは、Champion公式オンラインストア及びChampion直営店で数量限定販売中。

1990年代を席巻した「NORTHWAVE(ノースウェーブ)」が再始動!
そのルーツと今に注目

1990年代“裏原ブーム”と共にストリートシーンを席巻した「NORTHWAVE(ノースウェーブ)」のスニーカーが

2024年春夏シーズンより日本で再始動した。

今回はそのキーマンとなる人物、株式会社SHINYOH頓行 隆二(とゆき りゅうじ)さんに

1990年代のブームのお話し、そしてこれからのNORTHWAVEの展開についてお話を伺った。

〜 日本で大流行した1990年代のNORTHWAVE 〜

「私の知る限り、日本で最初にファッションとしてNORTHWAVEがメディアに紹介されたのは、1995年で

藤原ヒロシ(ふじわら ひろし)さんがMEN'S NON-NO(メンズ ノンノ)で書いていたコラム

『a little knowledge(ア リトル ノーレッジ)』だったと思います。その翌月、1995年の11月に

COOL TRANS(クールトランス)という雑誌の創刊号が発売されるのですが、藤原ヒロシさんはそこでも

『SUPER NATURAL MAGAZINE(スーパー ナチュラル マガジン)』という雑誌の中にある雑誌のようなコラムを書いていて、

NORTHWAVEのスニーカーをどーんと紹介してくれました。

これが衝撃的だったのを覚えています。

藤原ヒロシさんが履いているモデルが『ESPRESSO(エスプレッソ)』、そして向かって右のページ、

上と下に載っているのが『CREAM(クリーム)』、中央が『CHILLI(チリ)』というモデルです。

当時は今よりもファッション雑誌の影響力がすごく強かったので、瞬く間に日本でNORTHWAVEブームが起こりました」

頓行さん私物のCOOL TRANS創刊号、SUPER NATURAL MAGAZINEのページ

〜 NORTHWAVEのファーストスニーカーモデル「ESPRESSO」が誕生 〜

NORTHWAVEというブランドにはどんなルーツがあるのだろうか、引き続きお話を伺っていこう。

「もともとはイタリアのモンテベッルーナという街で、周りが山で囲まれた登山が盛んなところなのですが、

登山客の靴の修理工房をやっていたのがルーツになります。

現在もそこがブランドの拠点となっているのですが、その後スノーボードシューズをオリジナルで作りはじめ、

そこでNORTHWAVEブランドが誕生します。

そして1991年、彼らは『アフター スノーボード』という概念をつくり、アウトソールはスノーボードシューズのままで、

スニーカーのアッパーを乗せた街履きできるスニーカー『ESPRESSO』が誕生します」

〜 NORTHWAVEが再始動! 〜

NORTHWAVEのルーツを伺ったところで、ブランドの再始動についてお話を聞いていこう。

「2023年1月に一部の店舗でプレリリースされ、2024年1月より本格的に再始動いたしました。

1990年代のアメカジブームや裏原ブームの頃は私も20代で大好きなカルチャーだったんです。数年前のことだったのですが、

バイヤーをやっている知人が1990年代のNORTHWAVEのスニーカーを履いていて『懐かしいですね、私も昔履いていました』

なんてお話しをしていまして『今またNORTHWAVEがあったら売れるかもしれませんね』という話題になり、

すぐにイタリアに飛んでNORTHWAVEを訪ねたんです。

ちょうどイタリアでも日本で展開してくれる会社を探していたと聞いて、すぐに契約しました。」

〜 NORTHWAVEのラインナップ 〜

ここでNORTHWAVEの1990年代を席巻した定番アイテムとこの春夏の新作アイテムを見ていこう。

ESPRESSO SUEDE 21,780円(税込)

ESPRESSO CHILLI 22,880円(税込)

ESPRESSO CREAM 25,080円(税込)

そして2025年3月に新作が2アイテムリリースされる

ESPRESSO CANVAS 17,380円(税込)

ESPRESSO SLIPPERS 16,280円(税込)

「再始動した頃は1990年代を知る世代の方が主なお客さんだったのですが、再始動から1年が経ち、

当時を知らない世代には、レトロで新鮮に感じてもらえているようです。

イタリアでは“ファットスニーカー”と呼ばれ、唯一無二のフォルムをしているのでそこが

気に入ってもらえているかと思います」


NORTHWAVEのスニーカーをアーティストやタレントが履いているのを最近よく目する。

2025年も様々なブランドとのコラボレーションなどを控え、話題が尽きることはなさそうだ。

再始動したばかりのNORTHWAVE。

展開に是非今後も注目していきたい。

北インド チャンディーガルで出会った「Pierre Jeanneret(ピエール・ジャンヌレ)」
圧巻のコレクション

先日、東京 文京区のTROVE Galleryで“WALK ABOUT” (ウォーク アバウト)という個展が行われた

これは、スタイリスト山田 直樹氏が国内外を歩きまわり集めたコレクションを展示販売する企画展だ。

今回は北インドの旅のなかで見つけ出した 「Pierre Jeanneret(ピエール・ジャンヌレ)」[1]のヴィンテージ作品

 40数点を展示している。

個展初日に山田氏の元へ伺い、こんなにたくさんのJeanneret作品に出会えたお話を伺った。

〜北インドのチャンディーガルはPierre Jeanneretを感じられる街〜


「インドは若いときに1度行き、それで好きになった国でそれから何度となく訪れているのですが、

クラフト、工芸、染色、刺繍など魅力的なものがたくさんあるんです。家具と限らず、

さまざまなものをインドには探しに行っています。

北インドの街、チャンディーガルでこのJeanneretのヴィンテージ作品を見つけました。

チャンディーガルはLe Corbusier(ル・コルビュジエ)が都市計画で家具や公共施設の設計を多く手掛けていて、

従兄弟であるJeanneretも携わっていたという背景から、至るところでJeanneretの作品を目にすることができる

街なんです。ですがそれを所有したいというとなかなか難しい場合が多いです。

今回の場合は何人かの人を介して譲っていただける方と知り合えたというのが大きかったです。

すべてに鑑定書がつき、すべてリペアが済んだ状態で日本に持って来ることができました」

チャンディーガルで出会った時のJeanneretの作品

「オフィスチェア」

〜Pierre Jeanneretの名作が堪能できる圧巻の内容〜


「注目してもらいたい作品は『ダイニングテーブル』になります。今回はどの作品もかなりコンディションが

整った状態で展示しているのですが、ここまでコンディションの良い状態のダイニングテーブルはなかなかないと

思います」

チェア、ダイニングテーブルのほか、「Vレッグ マガジン」、「レコードラック」、「ケーンベンチ」、そして

「カーブ カンガルー チェア」などが並べられ、Pierre Jeanneretの名作が堪能できる圧巻の内容だった。

本イベントは2024年12月2日までで、その後の12月4日〜12月16日の期間はユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店にて

展示販売を行う予定だ。

このWALK ABOUTは場所や一部内容を変えて今後も開催予定だという。

「ダイニングテーブル」

ダイニングテーブルの裏側に記されたレター

写真向かって左上:「Vレッグ マガジン」、右上:「カーブ カンガルー チェア」
写真向かって左下:「ケーンベンチ」、右下:「レコードラック」

[1]ピエール・ジャンヌレ(Pierre Jeanneret 1896-1967)は、スイス生まれの建築家・デザイナーで、

従兄弟であるル・コルビュジエと共に多くのプロジェクトを手掛けたことで知られている。

特にインドのチャンディーガル都市計画において、家具や公共施設の設計に深く関わり、そのシンプルで

機能的なデザインは今なお高く評価されている。



山田 直樹 (やまだ なおき)

スタイリスト・クリエイティブ ディレクター・BROWN Inc. 代表

1981 年生まれ、ブラックカルチャーと大のヴィンテージ好き。

ファッションスタイリストとして活動を行う傍ら、クリエイティブ・プロダクション BROWNを運営し、

定期的に国内外の旅に出てファッションや家具・アートの収集を行なっている。

2025年1月、経堂にてギャラリー「common uncommon」オープン予定。

ビンテージ バントTシャツの次はこれ!集めに集めたNAS CAR Tシャツ100枚

中目黒で独自のセレクトが評判の古着屋 if you want(イフ ユー ウォント)

地域に根差し、買いやすく、且つ個性的なアイテムが列でいる。

今回、店主の岩佐 孝人(いわさ たかひと)さんのコレクションにちょっと

注目してもらいたいと思う。

“NAS CAR Tシャツ、マニア”と呼んでもらってもいい

「今回見てもらいたいのはNAS CAR

(※ The National Association for Stock Car Auto Racingの略でアメリカ最大のモータースポーツ)

のTシャツです。

アメリカではファンも多くかなりメジャーなモータースポーツで、日本でも

一定のNAS CARファンが存在すると思います。

最初はこのNAS CAR Tシャツを売るために買い付けで集めていたのですが、

そのうち集めることが、メインの目的になりいまは100をこえるNAS CAR Tシャツ

を持っています。

“NAS CAR Tシャツ、マニア”と呼んでもらってもいいと思います」

〜 ビンテージ バントTシャツを集めるように、NAS CAR Tシャツを集める。〜


「いま、ビンテージのバンドTシャツは値段が高騰してなかなか買いづらい

環境になっているじゃないですか、替わりというわけではないですが、

NAS CAR Tシャツもこだわれるところが、たくさんあります。

特徴としては、レーサーの名前、ナンバー、車の絵柄が描かれて

いる構図が多いのですが、スポンサードしている企業、McDonald's(マクドナルド)

やBudweiser(バドワイザー)、M&M‘S(エム アンド エムズ)などの

ロゴが入っていたりします。この構図は変わらずに

バリエーションがあるので、集めがいあり、

またバントTと同じように1990年代のものなどビンテージボディーのものも

あるので、奥深さを感じるんです」

〜 やんわりとレーシングもののブームを感じる 〜


NAS CARを中心にレーシングTシャツや、レーシングジャケット、CAPなんかが

やんわりとブームになっていると思うんです。

特にアメリカとか海外で、それを感じています。

NAS CAR Tシャツのコレクションは、いまはお店では売っていませんが、

少しはお店に出してもいいかな、とは思っています。

気になった方はお店に遊びに来てみてください。

If you want
東京都目黒区青葉台3-22-1目黒ハイツ107(OUTPUT内)
https://if-you-want.com

FASHION Wall Newspaperはファッションライター伊藤 孝法によるWebメディアです。

ファッションはもちろん、ファニチャー、メンズビューティー、サブカルチャーなど、さまざまなジャンルで記事を

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